フランスアンティーク フレンチジェットのハットピン13.5cm

フランスアンティーク フレンチジェットのハットピン13.5cm
在庫なし

商品詳細

20世紀初頭、キラリと光るフレンチジェット(黒ガラス)が格好良いシックなハットピンです。

カボションを留めるメタル部分と針に錆が見られます。針は比較的真っ直ぐに伸びています。
アンティークの風合いとしてお楽しみ頂けましたら幸いです。

とても鋭利な針ですのでお取り扱いにはくれぐれもご注意くださいませ。

★ちょっとお話
ハットピン(Épingle à chapeau:19世紀〜20世紀初頭)はその名の通り帽子につけるアクセサリー(留め金具)で、帽子がズレたりしないよう帽子から髪に通して留めていたのだそうです。通常1本だけではなく、何本かをあわせてお洒落を楽しんでおりました。
ですがこの通り鋭利な針ですので、20世紀以降は針の先に留め具が充てられることになりました。確かに「たまに刺さって痛い」ということもありましょうし、武器にもなりえたのでそれを防ぐためだとか。

★ちょっとお話B:フレンチジェット
この素材はフランス語でJais(ジェ)と呼ばれますが、もともと木の化石を模倣して作られたもので、1861年に英国のヴィクトリア女王が夫のアルバート公を亡くしてから25年間黒い衣装やこのJais(天然の方)を身に着けて喪に服していたことから、黒を中心としたジュエリーが流行しました。ただし天然のものはとても高価なため、それに代わり庶民でも身につけられるようなこうしたガラス等で製造されるようになったのです。
そうしたことから"Jais"には木の化石の天然物と黒ガラス、両方の意味があるので「Jaisだよ」と言われても惑わされそうですが、見分ける方法はちゃんとあります。また「フレンチジェット」は分かりやすく英語で言い表しています。

*素材:メタル、フレンチジェット(黒ガラス)
*針の長さ:13.5cm/ジェット部分 1.5cm
*重さ:5g

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